プロジェクトの概要

敷地はユーラリールの敷地内の公園と既存の街区との境界にあり、道路を隔てて向い側にある小学校および幼稚園と統合、再構成することが要求された。したがって、前面の道路も計画の対象であり、さらに、この建物の多目的室、体育室、レストラン、語学教室、一時預かり所等の施設は、単に小学校としての機能だけでなく、周辺に住人の使用も考慮に入れて各々が独立して使用できることが前提であった。

 

設計競技の段階では既存のレストランを残すことが条件であったのだが、我々の案が選ばれた段階で、このレストランは取り壊し、新たに建設される小学校のなかに新しくつくりなおすことが要請された。また、敷地が当初の三分の二になったため、プロジェクトの変更を迫られた。その結果4つの案を提案したのだが、ユーラリール側はやはりコンペの段階で意図したアイデアが最も反映された案を採用し、現実に至っている。

 

建築の基本的な構成は単純で、現存する樹木を重要な建築的要素として扱い、地上から6メートルのレベルに持ち上げられた白いリニヤーな本体に黒い多目的室、グリーンの体育室・レストラン等のヴォリュームが滑り込むようなかたちで構成している。

 

 

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