そこで新しく出てきたのがコンセプション・コンストラクションといって、建築家とゼネコンが組んで参加するコンクールで、高校の建設によく用いられている。いわゆる設計施工である。この場合、施主側はコンクールの段階で工事額が把握でき、設計・入札の期間を短縮でき、工程がスムーズで工期内に納まるというものである。日本で設計部をもったゼネコンに工事を依頼するのを考えたらいい。

 

この方法だと工事額が上がるのと、建築家にとって最大の難点はゼネコンに主導権を取られ、現陽をコントロールできないということである。建築家の職能が完全に独立したフランスではこの方法はかなりの抵抗があり、日本のように一般化するとは思えない。

 

 

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